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  • 2014.02.06 Thursday
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朗演とは?

実は、25年ほど前になりますが、「演劇を見るように楽しんでもらえる朗読を」と、
当時のシアターという演劇仲間と話し合い、言葉を声にする俳優の訓練も兼ね、
喫茶店で始めたのがきっかけです。

その時、朗読のような演劇のような、というニュアンスを込めて
『朗演』と呼ぶことにしました。

その頃、朗読は「聞くもの」で「見る」とは言いませんでした。
ですから、「見る」感覚がプラスされた「朗読」があってもいいのではないかと
私共は考えました。

そして、「朗読者」が一人を基本とするように、「朗演者」も独演を原則にしました。


さらに、楽しんでもらうには、
先ずは自身が楽しめる作品をゆっくり選ぶとか、
本を持たないで、演劇のセリフのように全て覚えてから発表するとか、
時間をかけ準備をすることにしました。
お手本として、一人芝居や劇の独白、落語、講談、漫談等を参考にしました。

当初は、自分が楽しめる作品ということで、童話から評論まで演者夫々、
多彩な選択があって、明確な演出方法もなく、手探り状態の稽古をしました。

しかし、試みを続けるうちに、だんだんと、劇的な効果を考えるゆとりも出てきて、
照明、音楽、音効、音響の知恵も加えられるようになりました。
発表をする「場所」も劇的ムードを楽しんでもらえるよう、
古民家で行ったり小さなアトリエで行ったりと表現空間を変える工夫もしてまいりました。

現在は「朗演エトピリカ」(1986年発足)の皆さんと
年2回のペースで「朗演」の発表会を行っています。

今は、
本を持って「読むように」演じる者や、台本を覚えて「語るように」演じる者とさまざまですが、
駆け出した頃と比べれば、私の演出姿勢も落ち着き、
演者と一緒に楽しいステージ作りが出来ているのではないかと思っています。



≪『朗演エトピリカ』の由来≫

エトピリカ
(花魁鳥)と は、チドリ目ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。
鮮やかな飾り羽とくちばしが特徴の海鳥である。
体長40cm・体重750gほどで、ハトよりも大きい。
エトピリカとはアイヌ語で「くちばし(etu)が美しい(pirka)」という意味で、
名のとおり橙色の大きなくちばしをもつ。
日本では北海道のユルリ島、モユルリ島、大黒島などで繁殖する。
(Wikipedia参照)

陸上ではヨチヨチとおぼつかない足どりではあるが、
いったん水に潜ると「水を得た魚のように」すばやく魚を捕獲するところから、
(普段はおぼつかないが!?)「水を得た魚のように」語りたいとの思いから命名しました。

ファイル:TuftedPuffin.jpeg


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